よくある質問
さまざまなお問い合わせにつきましては下記をご紹介します。
厄除けについて
- 厄払い御札を納めに行くのはいつ?
通常厄払いをするときは、前厄、後厄、本厄の計3回受けると思います。
お札は祈祷、お祓いを受けた1年後あたりにお参りしながら納めに行くのが一般的な習慣です。
またその後も後厄が続くようなら、古いお札を持って、新しい厄払いのを申し込みます。
お守りやお札を納め時期はその前厄、後厄、本厄が終わった1年ごとに、お礼参りと共に納めるのが普通です。古いお札を1・2年も放置しておくのはあまり好ましくないでしょう。
また、無事に厄年が終わられたら、お祓いを受けたところの納札所(お守りや札をお納める専用のお堂)やご本尊へお礼参りをし、感謝の気持ちをお納めください。
- 厄払いのお札は、どちらの方角に?
御札や仏壇、神棚などは南か東に向く様におまつりしてください。このようにすれば拝む時は北もしくは西向きにおがむことになります。厄払いのお札もそこへ置くのが一番粗末にならずいいでしょう。
しかし、そういったものがない場合、お祭りする場所がない場合は、本棚やたんすの上(生活圏よりも少し高いところ)に利用してもいいです。
置く前に場所を清浄にしていただき、必ず目線より高いところにお祭りしましょう。又、同一の部屋で寝るときに、足が御札の方を向くことがないように気をつけましょう。頭が御札の方に向くように寝ていただければなお良いでしょう。また、おまつりした部屋以外で寝るときはそこまで気を使わなくても良いので、ご安心ください。
- 厄払いはいつまで受けるの?
厄を除くのには「厄払い」を受けるのが一番です。仮に災難がふりかかった後でも、「大難を小難」に「小難を無難」にし「厄難消除」にするためにも行いましょう。
また、厄払いはいつ受けられるかの時期というのは、特に決まっていません。しかし区切りをつけて、新年正月元旦の一番祈祷(通常1月1日の午前0時より大護摩祈願会を執り行っております。)や節分祭(豆まきの儀式)の時期になさる方が多いようです。厄年だと気がつかなくてそのまま年を過ごしている方もいるでしょう。もし途中で気がついた場合などはいつでもお早めに祈祷を受けてお払いし安心して乗り切りましょう。
厄払いは厄落としとも言うのです。
災厄を除くための種々の方法があります。今は日本に定着しているが元々シナから伝わった習俗が多くその主なものは、歳末と節分にとりおこなわれます。
- お礼参りとはなんですか?
我々の暮らしの中でも、人にお願いに上がった後は必ずお礼をするのが通例であります。どのようなご祈願でも成就することが出来ましたら、必ずご本尊にお参りをされ、お札をお返しのうえ感謝をこめて合掌礼拝されて下さい。
- 厄年の本人がお参りに行けないのですが
ご代理の方でも結構ですが、お受けになられましたお札はご本人様にお渡し下さい。郵送も受け付けております。
- 長谷寺で厄払いは行っていますか?
節分会(星祭り祈祷)の際に修験僧による厄払いを行っております。大厄の前後三年は厄除け祈願をされ厄払いを受け、ご自身が慎んでお過ごしになられることをお薦めします。
- 厄年になったらどんな事に注意をすべきですか?
先ず、自分が厄に遭いやすい年回りだと自覚を持ってお過ごし下さい。普段なら無理をしてしまうことも慎まれた方がよいでしょう。
- 数え年とはなんですか?
仏教では、胎内に宿ったときから年齢を数えますので、満年齢に1を足した数字が数え年になります。
- 厄払いは、前厄、本厄、後厄いつするの?
厄年とはもともと「役年」のことです。
一定の年齢になるとお寺や神社の「役(やく)」をしたことに起源があるようです。神社、仏閣の役はそれなりに大変で、終わるまでは色々な制約を受けるようです。しかしその「役」が一人前の社会人として地域の人々から認められるのも意味しているかもしれません。もちろん地域差はあるでしょうが、昔の人は「厄年」の年齢になると「役」をしたわけです。
「厄年」も近世になりただ単なる「役」の年齢ではなく、肉体・精神的に大きな変化が起こりやすく、人生の節目ということが分かってきました。
厄年とは上記のように肉体的・精神的に変調をきたしやすい年のことを言います。ですから個人差があります。前厄に顕れる方、本厄に顕れる方、後厄に顕れる方、3年続けて顕れる方、また顕れているが感じるほどでもなく知らないうちにすぎている人などさまざまがあります。ですから原則的に厄払いは3年間続けて受けられたほうが良いでしょう。
- 前厄、本厄、後厄とはなんですか?
数え年で男性の25・42・61歳、女性の19・33・61歳を『本厄』。
本厄の前の年を『前厄』、後の年を『後厄』と称します。
特に男性の42歳、女性の33歳は昔から大厄の年にあたりますので、厄除けの護摩祈祷をされ本尊聖観世音菩薩より御加護を賜り大過なくお過ごし下さい。
また、本厄の前後も厄除けの祈願をされ充分気を付けなければいけません。
- 厄年とはなんですか?
人間の一生のうち厄災に遭遇するおそれが高い年齢を言います。
医学の発達した今日でもなお、忌み慎まなければならない年頃として一般に根強く意識されています。
七五三祈願祭について
- 七五三の服装は?
三歳
髪置き(かみおき)
□ 女の子
・ 晴れ着に帯を結ばず、袖なし襟付きの朱色の「被布」をはおる
・ お宮参りの時の祝着を仕立て直す場合も多い
・ リボン・花簪の髪飾りをつけてかわいらしく
履物は畳表の甲堀(こっぽり)や金襴地張りの腰高の草履など
□ 男の子
・ 羽二重熨斗目(はぶたえのしめ)模様の紋付二枚襲(かさね)にへこ帯、袖無し羽織
・ 鼻緒のついた平底の和装履物など
・ 一般的にお宮参りの「のしめ」を転用する場合が多い五歳
袴着(はかまぎ)
・ 羽二重(はぶたえ)の五つ紋付熨斗目模様、また、色紋付の長着とそろいの羽織を合わせます
・下着は白羽二重の比翼仕立て
・袴は、黒・紺・茶の無地か、のし目模様のある羽織、仙台平の派手な稿柄
・畳表の草履。最近は、のし模様など華やかな色柄を選ぶ場合も。白い扇子、守り刀を身につけます七歳
紐解(ひもとき)
・ 体に合わせ、肩上げ、おはしょりや腰あげをした友禅模様の絵つけや総柄の友禅模様を用意
・ 丸帯をしっかりとむすび、帯締めは、綿織りなどの丸ぐけか、紅白の丸組みひもを
・ 草履は畳表のぼっくり(木履)か布製のもの
- 11月15日にこだわらなくてもいいの?
11月15日に七五三を祝うようになったのは、この日が「鬼宿日(きじゅくにち)」 鬼が自宅にいる日で最良の日とされる、また霜月祭りの日などいろいろ説があるようです。現在では、この日にあまりこだわらず、11月15日の前後の祝日など都合の良い日に行われています。
- 七五三は何歳で?
かつては、数え年の男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳で祝いましたが、現在では満年齢で男子が五歳(地方によって三歳も)、女子が三歳、七歳でお祝いすることが一般的になっています。年齢にこだわらず、兄弟一回で済ますことも構いません。
- 七五三の由来は?
三歳、五歳、七歳と成長の節目に近くの神社に参拝して、無事成長したことを感謝し、これからの将来の幸福と長寿をお祈りするのが七五三の行事。もともとは、宮中や公家の行事でしたが一般的に広く行われるようになりました。
乳幼児の死亡率が高かった昔は、七歳までの子供は神の子とされ、七歳になって初めて社会の一員として認められたそうです。
七五三の行事は、三歳の男女ともに「髪置き=髪をのばしはじめる」、五歳男子「袴着(はかまぎ)=はじめてはかまをつける」、七歳女子「帯解き=帯を使いはじめる」のお祝いで、明治時代になって現代の七五三として定着しました。
虫封祈願祭について
- 虫封祈願は本人が参らなければいけませんか?
本人が参拝出来ない場合は、肌着又は衣服、其の他身に着く物を御持参下さい。
遠方の為、ご参拝できない方は、(ご住所、父、母のお名前、続柄、本人のお名前、生年月日、電話番号、送付先)ご相談ください。
- 虫封祈願とはなんですか?
虫封は疳(かん)の虫、夜泣き、ひきつけ、癪(しゃく)の病、癌の病、ぼけの病、其の他諸病、 難病、悪癖等御封じ致します。
尚、虫封祈願を受けるにはご予約が必要です。
お葬式について
- お葬式の場所はどう選べば良いのでしょうか? 長谷寺ではできませんか?
一般の会葬者がいるお葬式は難しくお断りしています。一般会葬者もいない、大きな祭壇も飾らない、いわゆる家族葬(最大40名まで)であれば行事期間中を除いてお引き受けすることができます。
本堂で行う家族葬は厳かで落ち着きがあり立派なものであります。高齢化社会にはいって家族葬の需要は大きくなってきています。一般の葬祭場を利用される場合には、会葬者の規模をよく考慮して会場を選ぶことが大切になります。
- うちは遠いのですが、葬儀に住職が来てくださるのでしょうか?
はい。どこにでも参らせていただきます。ただしどうしても都合がつかない場合もあります。そのときには責任をもって代理を立てますのでご安心ください。
最近、住職に連絡せずに葬儀を済ませてお寺にお骨を持って行ったら納骨を拒否されたというような話しを耳にします。お葬式ができましたら必ず住職に連絡いただき何かと相談していただきたく思います。